断捨離について感じた事。

パート勤務の私は、時間調整のために時々、勤務時間が減り、その分休みが増える訳だが…そんな感じで今週は明日迄5連休。早めの夏休みと思い何をして過ごそうかと思案し、久々に断捨離をした。しかも2日かけてやっと8割くらいできた感じ。

私は数年前に、少ないもので暮らす「ミニマリスト」に憧れ、物を減らし自分にとって「必要なもの、好きなものにだけ囲まれて生活したい!」と考え、断捨離や定期的に自分の環境を見直しをしていた時期があった。私服や化粧品、雑貨などは余り抵抗なく手放すことが出来たが、その当時から迷って結局捨てられないものがあった。それは「本」と昔の自分が勉強した「ノートやルーズリーフを閉じたファイル」である。何故かこれらに執着し、これまでも何度か捨てようと思っていたが、中身を見るとその当時の自分を思い出し、これまで自分が勉強したことを纏めたノートなどを捨てることが自分の知識を手放すことになりそうで手放せずにいた。

この連休中、2日に分けて断捨離をした。古い洋服や人からの贈り物など(下さった方には申し訳ないですが)でここ1~2年の間に使用していないものは、利用して下さる方の元で「物」としての役割を全うして欲しいという思いで手放せた。しかしここでも、本やノートには苦戦した。

断捨離のやり方として、一旦は全ての物を出し1年以上使用していない物を仕分け、もう使用しないものや古くなりお役御免になったようなものを手放すことにしている。本も仕分けることができるのだが、どうしても手放すことに抵抗を感じ、また次回考えようとなり元の本棚に戻し、ノートはやはり過去の自分の努力を亡き者にしようとしている気がして捨てることができなかった。

しかし今回、本とノートだけに半日を使い「何故これらに執着しているのか」や「これらを手放すメリット・デメリット」そしてこれらが無くなることで「今の自分が失うものはあるか」とよくよく考えた。

たぶん無い、というか全然ない。ふと、昔に学んだ知識はそれをベースに今があるわけで、知識は積み重ねしているのだからノートが無くなっても自分の知識も消えるわけではないし、知識はupdateされるものと考えたら何だか急に執着が解けたように「手放しても大丈夫」と決心が着いた。本もしかりで、今のこの時代なら必要な時にまたすぐ購入することができると考えたらもう執着する理由が見当たらなくなった。これまであんなに執着していたのに全く不思議である。

これまでも同じことを繰り返してきたのに今回はなんで急に手放すことができたのか、自分の中でも良く分からないが、何かしらの意識の変化があったのかもしれない。これらにはかなりエネルギーを使ったがでも取り合えず断捨離をできた。GJ自分!

コメント

タイトルとURLをコピーしました